ご存じの通り(?)1周年のイベントを終えてから、10月、
私は中旬くらいまでおもちゃ箱をお休みしていました。
理由は、「とある試験を受けるため」。
それだけを急に伝えてお休みしたもんだから、
びっくりした人も多かったと思います。
どうして試験? もしかして引退?
そう思わせてしまった人もいたかもしれません。
全く話さないでいるのも不誠実だなあと反省があったので、
今日はいつものように、私の言葉で、私の説明をしようと思います。
今回のことは、私にとってただ「資格を取りたかった」という話ではなくて、
自分の中で、少し確かめてみたかったことがありました。
おもちゃ箱1周年のイベントを終えたとき、
それは私にとってひとつの大きな節目でした。
稲ベントが終わったあと、このスピード感あふれる自分自身について
しばらく考える時間が欲しかった。
つまり終わってすぐ、「試験を受ける」と決めてはいたけれど、
それは行動の“カタチ”を選んだだけで、
本当は、どんなかたちでもよかった部分がありました。
でも明言しておきたいのは、この時間は
「おもちゃ箱を終わらせるために動いた」わけではなく、
「いまの自分を見つめ直すための時間」が必要だったということです。
私がこの世界に来たきっかけには、
前職での適応障害の発症や、CPTSDを根にしてずっと抱えていた生きづらさがありました。
未曽有のコロナ禍で、だいすきな仕事に行けなくなってしまった私は、
気が遠くなるような大きなうねりの中で、
“死ねない”という気持ちだけを握りしめてここに流れ着きました。
だから私は、ある意味で「生まれ変わった」ような感覚で、
この風俗という世界で仕事をしています。
でも、それは支配人の「私」が「誰か別の人間」になったということではありません。
…だからいつか、この世界に来る前の「私」と、
いまここで生きる「私」とが、
どこかでちゃんと合流しなくちゃいけないと感じていたんです。
支配人としての日々は、
風俗業界や水商売の中で息をしはじめた「新しい私」の物語でした。
この業界は時に、自分の時間をお金で換算したり、
自分と相手の損や得を考えたり、
見え方や付き合いを気にしたり——。
もちろん、そうしたことと向き合うのはこの業界に限らず、
社会の中で個人事業主として生きていくうえでも
必要なことなのだと思います。
それでも私は、この世界には
「自分ではない何かになる」ことを
静かに求められる場面が多いなあと感じます。
それがとても苦手なのに、
その適応を図り続けていくことは、
いつしか息苦しさを感じるようになっていました。
加えて、どうしても「数字と向き合い続けること」は
私の肌には合わなかった。
そして、それが少しずつ身についていくような気がしていくことさえも、
なぜか苦しかったんです。
そのとき、ふと思いました。
私は、この世界に来る前の自分の生活のことを、ちゃんと好きだったんだなって。
コンビニでスイーツを1つに決めるためににらめっこするくらい低賃金だったけど。
夜中、世界が寝静まった後折り紙や刺し子をしたり、
部屋の模様替えを月に一度してみたり、
図書館に行ったり、深夜に缶チューハイを片手に散歩をしたり——
そんな“無駄”とされる時間が、何よりも好きだったなあって。
生産性のない余白を楽しめる自分。
それが、あの時の、今も恋しい私らしさだったのかもしれません。
だから、試験を受けたんです。
もともとの職種に戻ることは、正直、怖かった…。
大好きだった仕事を、もう同じように楽しめないかもしれない自分と向き合うのが怖かった…。
だから、少し違う資格を学ぶことを選びました。
それにもともと興味のある分野で、でも少し距離のある場所。
その距離感が、今の私にはちょうどよかったんです。
結果、今回は落ちちゃったけれど、
受けて本当によかったと思っています。
…勉強って、「知りたいことを知る」だけじゃなくて、
「学ばなきゃいけないことにも向き合う時間」なんですよ。
そこには、我慢も退屈もある。
でもその“我慢”の中で、
ごまかしのきかない「昼の世界」に自分を置くことができました。
夜のように華やかで、
楽しいを追いかけながら上手にごまかせる場所ではなくて。
まぶしくて、息が詰まるほど正直な「昼」。
そこに、もう一度立ってみたかったんだと思います。
今回のお休みの理由は、そんな感じです。
そして私はこれからも、少しずつ、昼も夜も行き来しながら、
ちゃんと生きていこうと思っています。
ここまで読んでくれてありがとう。
あいかわらず、ちょっと不器用に生きています。笑
でもそれもぜんぶ、まいまいです。
これからもどうぞ、見守っていてくださいね。
——って、あー!
コラム書き終わってないのに、書きたいことまた先走ってしまった。
結局、じゅんばんこに整列させるのが苦手なだけですやん!
……って、突っ込まないでね。><


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