2026年、私は旅を続ける

日常

音のなかに、音楽を見つける体験。
脳みそに電極をあてられて、脳漿が波になり、
気づけば自然と体が揺れている。

そんなライブだった。

際立って「好き」と言い切れるわけではない。
けれど、体験したくなるもの。
惹かれるもの。
気になるもの。
その瞬間の切り取りのなかで、抗えず没入させられるものが、たしかにある。

それはサービスとも言えないし、
わかりやすい娯楽でもない。
でも、自分ひとりでは、到底たどり着けそうにない世界だった。

灰野敬二は、かっこいい。

恥ずかしながら彼が有名なアーティストだということを、私は知らなかった。
(最近知り合ったフランス人のフリーライターも知っているほど有名な人だというのに!)

そんな灰野敬二を、
私は「おもちゃ箱」のお客様に紹介され、
なにも知らないまま、なんとなく、
おもちゃ箱の時間の流れのなかで、連れていってもらった。

お客様は、私に「これを見せたい」と思ってくれていたらしい。
その直感は、たぶん正しかった。
結果として、それは大成功だった。

今回は、自分で見つけて、行ってみた。
また体験したい、もう一度身を預けたいと思ったほど、強烈だったからだ。


思い返せば、私はたびたび、こうした経験をしている。
おもちゃ箱のお客様は、まいまいのお客様であると同時に、
人生の先輩であることがとても多いのだ。(いつもありがとうございます!

彼らは私とはまったく異なる世界を、
それぞれがそれぞれの等身大で生きていて、
わたしと、多くの場合「変態」として出会いながら、
時々、彼らもまた気づかないレベルで私を知らない場所へ連れていってくれる。

支配人の定期巡回は、デリバリーヘルスという概念の
新しい世界に立ち寄るドアトゥードアの小旅行なのかもしれない。


早いもので、2026年になり、もう14日も過ぎてしまった。
いま おもちゃ箱は、二巡目を進んでいる。

支配人の私は、今年も臆せず、進みたい。

心を震わせる体験を、
自分というフィルターで受け取り、
私の愛する「性」という表現へと、還元していきたい。

今さら変えることのできない自分を、大切にして。
そして、その自分を大切にしてくれるあなたの前で、
かっこいい自分でいたい。

今年は、いろんなものを見に行こうと思う。
音でも、身体でも、言葉でもない何かに、
また不意に連れていかれるかもしれない。

もしおすすめがあったら、
そっと教えてください☆

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